#ZEH支援事業
ZEHとは(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
この要件を満たしたエネルギーセーブハウスは今後エコとして補助金の優遇などが発表されています。どのようなものなのか見ていきましょう。
##ZEH制度の概要
ZEH支援事業とは、電気やガスといったエネルギーをあまり使わなくても快適に過ごせる家のしくみをいいます、これをZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)といいこの家を建築する人は優遇しますよという支援事業です。
ZEHには以下2つの段階によって事業が分かれており、いずれの段階の要件を満たしているかによって、補助金額が異なります。
###ZEH支援事業の金額内訳
次世代ZEH+実証事業
【ZEH支援事業 】
一般的なZEHの要件である一定以上の断熱性能・省エネ基準比20%以上・再生可能エネルギー導入100%以上を満たしている⇒60万円
Nearly ZEH 断熱性能・省エネ性能はZEHと同等基準。
太陽光発電によるエネルギー生産率が75%以上。
(寒冷地や都市狭小地等に限る)⇒60万円
ZEH oriented 断熱性能・省エネ性能はZEHと同等基準。
太陽光発電なしでOK。(狭小地等に限る)⇒60万円
ZEH+ 断熱性能・省エネ性能はZEHと同等基準を満たし、さらに一次エネルギー消費量25%以上削減。
決められた高性能機器の導入が必要。⇒105万円
Nearly ZEH+ 断熱性能・省エネ性能はZEHと同等基準。
太陽光発電によるエネルギー生産率が75%以上。
(寒冷地や都市狭小地等に限る)⇒105万円
##どんな設備が必要になるの?
ZEHには以下の高性能機器のいずれかの導入が必要となります。
蓄電システム
燃料電池
V2H充電設備(充放電設備)
太陽熱利用温水システム)
補助は105万円で先進的再エネ熱等導入支援事業と併願すれば、さらに90万円を加えて受け取ることができます。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、ネットすなわち正味、年間で使うエネルギーが創るエネルギーによって差し引きゼロ以下になるとされている住宅です。
ZEHで指す、エネルギーとは「1年間通して家で使うエネルギー」を表します。
ZEHは、電気やガスのエネルギーを、普通の家と比べて使う量が少なくても快適に過ごせる性能の家であるということが前提になっています。
##快適に過ごすための性能
快適に過ごすための性能は2つあります。
エネルギーとして快適に過ごすためにエコ化を求められているのは
断熱性能と設備機器の省エネ性です。
そして、元々エネルギーをあまり使わなくても快適に過ごせる、太陽光発電をメインとしたエネルギーを創り出す設備が付いている、という点も重要です。
太陽光発電などで創るエネルギーは、年間で使うエネルギーより多い前提となっています。
##3点を満たした家がZEH
断熱性能が一定以上の性能があること
省エネな設備機器を採用して、基準から2割以上省エネであること
太陽光発電などを採用して、使うエネルギーより創るエネルギーの方が多くなること
この3つを満たしていればOKです。
##ZEH住宅になぜ補助金が出るの?
ZEH補助金は、京都議定書およびパリ協定のCO2削減目標が始まりです。
エネルギーを削減してCO2排出量を減らす必要があります。
「エネルギーを使わなくても快適に過ごせる家」を普及させ、社会全体のエネルギー使用量を減らさなければ地球温暖化にも歯止めがかかりません。
エネルギーを使いにくい高性能な住宅に補助金を出して、エネルギー使用量を全体として引き下げよう、という取り組みがZEHなのです。
##ZEHをクリアする断熱性能
ZEH住宅の第1ステップ:一定以上の断熱性能があること
断熱性能が高いことで、エネルギーを無駄遣いしにくい家であると想定されているのです。
この値であるUA値を一定以上の性能にすることが、まずZEHになるための第1ステップです。
UA値は、壁・床(もしくは基礎)・天井(もしくは屋根)の入っている断熱材の性能や厚さ、窓の大きさや性能を1つ1つ入力して計算されています。
数値が低いほど断熱性能が高い、という指標になっています。
強化された断熱性能があれば、冷房や暖房にかかるエネルギーが自然と下げられるのです。
ZEH住宅では地域ごとに0.4・0.5・0.6W/m²K 以上の断熱性能が第1条件です。
##ZEHをクリアする性能
省エネ機器を導入することとして
設備機器の省エネ性を表す一次エネルギー消費量を、基準より20%以上省エネ性能が高いこととしています。
※ZEH:一次エネルギー消費量を20%以上削減(再エネを除く)
※ZEH+:一次エネルギー消費量を25%以上削減(再エネを除く)
断熱性能が高い性能であること、をクリアすると次の条件としては導入される機器の省エネ性能を計算します。
高い断熱性能があっても、古い機器・省エネ性能の良くない機器を使って、エネルギーを無駄に消費してしまっては、該当しないということです。
導入する機器も基準から20%以上(ZEH+の場合は25%以上)、省エネ性能が高い機器を導入する必要があります。
冷暖房設備
換気設備
給湯設備
照明設備
の主に4つが改善のための設備機器となるでしょう。
##ZEHをクリアする性能
年間消費エネルギーより多くのエネルギーを再生可能エネルギーで創り出すことができる家であること
※Nearly ZEH/ZEH
orientedは除く
第1ステップの断熱性能、第2ステップの省エネ機器の条件をクリアした段階から、最後の条件として「創るエネルギー量の規定」が備わっている家です。
一般的な基準の家より2割以上、エネルギーを使いにくい家であり、さらに
「使うエネルギー」をゼロ以下にしないと、ZEHにはなりません。
計算上、創るエネルギーの方が上回っていればOK、ということになっています。
##狙いやすい補助金エリア
最も狙いやすい補助金は、ZEHの60万円です。
要件も一番簡単で、余分なコストもかからず補助金をもらうための要件を満たすことができます。
都市部や多雪地域で太陽光発電を設置できない場合にかぎり、太陽光発電の設置が足りない・設置しない場合も、ZEHとして認められる場合もあります。
場合によっては、こちらを採用しましょう。
そして次は、環境省管轄のZEH+です。
ZEH+には、環境省管轄のものと、「次世代ZEH+」と呼ばれる経産省管轄のものがありますが、環境省のZEH+は105万円が補助されます。
ZEH+は、ZEHから追加で導入する機器のコストとしては、約10万円~で導入が可能です。最安で約10万円導入して、補助金額が60万からさらに55万円アップします。
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